ブログを書き始めて思ったこと

最近、ブログに復帰して思ったことを書きます。

 

以前は結構ブログを書いていたなぁとふと思いました。

誰に読まれるのかは余り考えず、とりとめも無く思ったことを書いていたように思います。

ここ2年間くらいはFacebookにちょこちょこと文章を書くことはあったのですが、長めの文章を書くことが少なくなっていました。

Facebookはものを書くことのアクセシビリティは高いのですが、長い文章に向きません。

まぁ、楽ちんという意味でFacebookに甘えていました。

また、Facebookは読者を想定して、そこで受けるようなネタを披露する場所であるような気がします。

それに比べて、ブログは読者を少しは想定しますが、ほとんど誰が読んでいるのかわからずに、その分、書くことの自由度が増します。

つまり、読んでもらうために書くのではなく、自分が書きたいから書く、の違いですね。

 

ここ数年、論文を書くことができない(しなかった)状態でした。

ちょっとした燃え尽き症候群でもあったですし、違う仕事に魅力を感じ、また、魅力以外の仕事に時間を取られ、集中して思索出来なかった、とにかくいろいろと言い訳が出来る状態です。

書くことをやめてしまうと、自分自身の中にある重要な何かを置き忘れてきたような感覚があります。

後悔といいますか、僕はものを書きたいと思ってきたので、自分の本質的な何かを見ないようにしている感じがするのです。

時間が無いという言い訳は自分と向き合っていないだけで、本当に時間が無いのではないと思います。

書きたい自分と書かない自分を天秤に乗せて、より楽な方を選んでいたに過ぎないのだと思います。

以前は、書くための環境を整えることに必死でした。

よりよいタイピングのために良いキーボードを買い、タイピング姿勢を良くするためのいすも買いました。

今は、その環境でぼーっとしているような気がします。

 

よく書くときは、よく読みます。

最近は読書量が激減している気がします。

活字中毒ですので、文字は読んでいるのですが、本を開く頻度が減っています。

増えているのはiPadでニュースを読んだり、何かしらの記事を読んでいる回数です。

自分の考えに筋道をつけるためには、誰かのまとまった文章を読む必要があると思います。

最近はそれをしていない、大きな反省点です。

書くと読むのバランスをきちんと整えていきたいです。

僕の理想はそこにあります。

 

自分自身の足跡を残すというとおこがましいですが、僕の好きな「跡」は文字です。

歌は歌えません、絵は描けません、これに比べると文字は書けます。

自分の一番好きな、そして、適している手段で「跡」を残したい、久しぶりにそのように思えました。

ブログを書く→論文を書くにつながる気がします。

 

少しだけ前に進もうと思いました。