理学療法評価学実習

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コメント: 63
  • #63

    堀 寛史 (水曜日, 26 8月 2015 20:09)

    GMTとは粗大筋力検査であり、ひとつの筋ではなく、複数にまたがった関節で、多くの筋をつかった「
    動作」を評価するものです。ですので、握力や背筋力などの検査をGMTと呼びます。必要に応じて機器で測るものを考えられたらいいと思います。

  • #62

    (水曜日, 26 8月 2015 20:03)

    GMTのやり方を教えてください!

  • #61

    P09030 小島淳 (火曜日, 27 7月 2010 23:13)

    こんばんは。
    これは評価の質問ないのですが、富先生の整形外科の問題で分からないところがあるので質問しました。質問は2つあります。

    ○非対称性緊張性頚反射の運動パターンで伸筋群に属するのはどれか
    ア股関節内転筋
    イ大胸筋
    ウ三角筋
    エ上腕二頭筋
    オ前脛骨筋

    ○正常運動発達で身体の重心の三次元の運動が初めて見られるのはどれか
    ア肘支持
    イ手と手の協調運動
    ウ寝返り運動
    エ片肘支持
    オ四つ這い
    この二問だけどう調べても出なかったので、お手数ですが回答の方よろしくお願いします!

  • #60

    P08066 (土曜日, 26 6月 2010 00:47)

    回答ありがとうございます。

    一つ一つ検査の意味をしっからと理解し、患者に行っていきたいと思います。

  • #59

    堀 寛史 (木曜日, 24 6月 2010 00:16)

    筋力の質問ありがとうございます。
    書かれている解釈は正しいです。
    その他に測る方法として、重りを何回持ち上げられるかをカウントする方法があります。
    実際的にはこれが一番適当だと思います。
    ただし、緊張が上がるためにそのような検査を嫌うセラピストもいますので実習ではしっかり理由を説明してやっていいかどうかを確認してください。

  • #58

    P08066 (火曜日, 22 6月 2010 23:32)

    回答ありがとうございます。

    この掲示板のバックナンバーを読んでいて疑問が出てきたので、質問します。度々すみません。
    Hemiの患者(BRS stageⅢ)がいるとします。
    この患者にdisuseやその他の原因により、筋パワーが低下すると考え、それを判断するためにあらかじめ筋パワーの評価をしたいと考えた場合、①共同運動は出現しているが、動作からMMT3以下であれば判断可能である。②粗大筋力検査として、バネばかりを用い、適当な方法を考え(今は想像できませんが)計測する。という方法があると考えます。
    この考えは正しいのでしょうか。
    また、他にも患側の筋パワーを評価する方法があれば、教えてください。
    これ以外の目的で評価することもあると思うので、お願います。

  • #57

    堀 寛史 (火曜日, 22 6月 2010 23:07)

    ADLに関しては書かれている通りです。
    そのような読み方ができていれば大丈夫だと思います。
    引っ掛けではないですが、できる・しているの境目などを見ようとすることが重要です

  • #56

    P08066 (火曜日, 22 6月 2010 22:52)

    回答ありがとうございます。
    質問に関して理解できました。文献を読む際にそのように捉えるようにします。
    しかし、私は実用手の表現はあまり好きではないので、使わないようにします。ありがとうございます。

    また質問です。
    細かいつっこみですが、答えていただけると幸いです。
    先生の書かれたADLに関する情報収集と統合についてです。
    情報収集では「寝返り・起き上がり:自立」と記載されています。
    しかし、統合では「これ(寝返り・起き上がり)は、環境設定により可能であるが~寝返りと起き上がりに軽介助が必要である。」と記載されています。
    これは、今の患者の生活領域が病棟であるため、情報収集では寝返り・起き上がりは自立としていると書かれているのでしょうか。

  • #55

    P08009 (火曜日, 22 6月 2010 21:31)

     こんばんは。回答ありがとうございます。
    次の授業までに文献を少し読んで理解を深めておきます。

  • #54

    堀 寛史 (火曜日, 22 6月 2010 00:23)

    高次脳機能についての理解があるていど必要になってくる問題です。
    病態失認と半則空間無視は同時に現れます。
    しかも基本的なメカニズムは同じだと考えています。
    これを機会に少し文献を読み込むとぐっとのびるとおもいますよ。
    僕もみんなに理解してもらえるような説明を次回しますね。
    それまでしばしお待ちを。

  • #53

    P08009 (月曜日, 21 6月 2010 21:42)

     こんばんは。回答ありがとうございます。
    質問に関しての理解はできました。  
     しかし、深く考えていくと、病態失認があって半側空間無視がある状態がよくわかりません。病態失認とは自分に麻痺があることを否定することです。半側空間無視が存在したら、自分の麻痺側が存在しないので、病態失認があるとは言いきれないのではないですか?

  • #52

    hiromumi (月曜日, 21 6月 2010 10:52)

    P08066さん

    実用手の概念は確かに変な意味を含んでいますね。
    理学療法士が使う一般論としては、すごくよく使えるという意味ではなく、大体使えるというような意味だと思います。
    つまり、少し麻痺があったとしても箸が使える、文字が書けるなどのイメージです。
    ピアニストにとって画家にとっての実用手ではないです。
    その意味では受傷前と同じレベルという意味ではなく、一般論としてのセルフケア自立レベル(FIMなどで減点されない)という意味で理解して下さい。

    実用手という言い方は非常に上から目線の言い方であり、「障害ではない」という言い方に似ています。
    つまり、いったん障害を疑ってみたけれどどうにか大丈夫ではないですかという意味です。
    一般の人にこのような言い方は使いませんよね。
    改めて考えるとけっこう厳しい言葉だなぁと思いました。

  • #51

    hiromumi (月曜日, 21 6月 2010 10:48)

    P08009さん

    病態失認に関してのコードは確かに難しいですね。
    コードだけの話をすれば知覚の問題と高次脳機能、注意の部分に当てはまると思います。
    適切なものはなさそうなので、複合的に作るしかないと思います。
    それ以前にはたして病態失認とは何かをいったん考える必要がありそうです。
    これは次回の授業までの課題にさせてください。

  • #50

    P08066 (月曜日, 21 6月 2010 00:58)

     回答ありがとうございます。質問に関しての理解はしました。
     では、回答にあった[実用手]に関して質問さしていただきます。文献をみていると実用手という用語を最近よく目にしますが、私の中での実用手という言葉の理解についてが正しいのかどうかが分からないのでお伺いします。
    「実用手とはADL上では健側もしくは受傷前のレベルとほぼ等しいということであり、前回の回答にあるようなピアノを引くなど、非常に巧緻性を必要とするその人特有の動作(IADL)では、障害がみられる状態。」
    という考えでよろしいでしょうか。
    訂正や補足があればお願いします。

  • #49

    P08009 (日曜日, 20 6月 2010 15:56)

    こんにちは。休日に失礼します。
     今回、paper patientの被殻出血症例に病態失認が出現しています。
     レポートを書いている途中に病態失認はICFコードのどこに分類されるかがわからなくなりました。
     失認とは一次の知覚機能の障害や精神障害がないにも関わらず、物体の認知ができない状態と定義されています。
     私は、ICFコードの知覚機能(b156)に分類されると思うのですが堀先生はどう思われますか?

  • #48

    堀 寛史 (日曜日, 20 6月 2010 00:38)

    質問ありがとうございます。

    >『stageⅥはほぼ正常な上肢動作ができる状態』
    これは書かれてあるとおりで正常ではないという意味ですね。
    なかなか解釈が難しいのですが、一旦障害を負ってしまえばその後に正常というのはおかしいという考え方が1つ。
    また、ⅥをⅥとしてみて実際にはないけれどⅦの存在を想像してⅥとしてみる考え方もあると聞いたことがあります。
    いずれにせよブルンストローム自身の著作を読んで見なければハッキリしたことはいえません。
    最新の脳科学でどのように云われているか知りませんが、以前は壊れた脳は再生しないという考え方が基本でした。
    それに従って一旦壊れたものが正常になると云うのはおかしいという風に考えられているのだと思います。

    舘野泉さんというピアニストが脳卒中に罹患しました。
    右手の麻痺があり実際には実用手であるといえます。
    BRSではおそらくⅥです。
    しかし、以前似ようにピアノは弾けません。
    このような理解しかできないと思います。

  • #47

    P08066 (土曜日, 19 6月 2010 23:59)

    休日に失礼します。
    質問です。
    BRSの復習をしていたところ教科書p.188には、上肢BRSの説明で『stageⅥはほぼ正常な上肢動作ができる状態』と書いてあります。あいまいな表現で僕は分かりませんでした。
    どのように上肢stageⅥを理解すればよいですか。
    具体的にこのような動作です。と説明して頂ければ幸いです。

  • #46

    hiromumi (月曜日, 22 2月 2010 01:14)

    辰巳さん

    はじめまして。
    まず、はじめにできればどなたかを教えていただけると助かります。
    また、質問の背景にある意味(例えば、どのような場面で使用するのか)などを教えていただくと的確な回答が出いると思います。

    では、回答です。
    粗大筋力の指標と言うことですが、粗大筋力をどのように捉えられていますか?
    例えば、MMTのような6段間で捉えているようですとそれは間違いです。
    GMTは多関節運動を伴った筋力の測定であると考えると良いと思います。
    例えば、握力や背筋力がそれに当たります。
    ですので、指標と言うことになりますと数的な指標がありますので特別なことはありません。
    場合によってはバネばかりなどを使用するといろいろな関節のGMTの測定ができると思いますよ。

    もしわかりにくかった場合は、再度詳細を質問してください。

  • #45

    辰巳 (土曜日, 20 2月 2010 17:50)

    粗大筋力の指標を教えてください

  • #44

    P076047 (木曜日, 09 7月 2009 22:21)

    返答ありがとうございました。
    もう少し自分で勉強します。

  • #43

    堀寛史 (水曜日, 08 7月 2009 20:45)

    ものすごく簡単に言えばそういうことです。
    ただし疾患別の特徴があるので理解の際は注意が必要です。
    それについては教科書を参照してください。

  • #42

    p07047 (水曜日, 08 7月 2009 01:24)

    単純に筋の緊張が高ければ動ききにくく
    逆に筋緊張が低ければ動きやすい
    と考えていいということですか??

  • #41

    堀 寛史 (水曜日, 08 7月 2009 00:51)

    伸展性については簡単に伸展可能かどうかで考えてみてください。
    自動でも他動でも筋緊張が亢進すれば伸展しにくくなりますよね。
    しかし、緊張が低下してくれば自動でも他動でも伸展しやすくなります。
    筋緊張の亢進とは逆の状態を表現しているわけです。
    これは拮抗筋との関係性を示しているとも言えます。
    何となくわかりますか?

  • #40

    P07047 (水曜日, 08 7月 2009 00:33)

    夜遅くに失礼します。
    この前の授業で行った「伸展性」「被動性」についての質問です。
    教科書でないもので伸展性のことについて調べると
    「筋を受動的にゆっくり伸展、屈曲させたときの筋の最大の伸びを伸展性といい、緊張低下により亢進し、異常な筋緊張亢進で低下ずる。」と出てきました。
    教科書の「筋を受動的にゆっくりと伸展させたいときに、その最高極度に達する伸展の度合」と書いているのですが教科書の意味がよくわかりません。
    上のものはわかるのですが・・・。 先生の考えでは上の考えなんですよね?? 
    まとまっていない文章で申し訳ないのですが返答のほうよろしくお願いします。

  • #39

    P07061 (日曜日, 05 7月 2009 10:07)

    ありがとうございます。
    この考え方に自信を持ってこれからもがんばりたいと思います。

  • #38

    堀 寛史 (土曜日, 04 7月 2009 21:02)

    非常に意味のある質問ありがとうございます。
    結論から述べますと書かれた「わたしの考え」は十全に正しいです。
    その検査の仕方が正しいです。
    非常に臨床的な捉え方です。
    実習先での求められ方は変わった感じのものがたまにあるかもしれませが、書いていただいた方法で間違っていると言われることは無いはずです。
    考え方に自信を持って良いですよ。

  • #37

    P07061 (土曜日, 04 7月 2009 11:25)

    おはようございます。休日にすみません。
    12段階式片麻痺機能テスト(以後、BRSテストとします)の順番について教えていただけないでしょうか。
    まず、私の考えを書きたいと思います。もし、患者が車椅子に乗ってきたとします。この患者に対して、BRSテストを行おうとしたとき、座位からはじめるべきだと考えました。まず、上肢テストを行う前に、腱反射や筋緊張テストで筋緊張を把握したり、視診で弛緩性なのか痙性なのか、また分離の段階を大まかに見極めて、おおよそのstageを予測します。そして、その予測されるstageの段階のBRSテストを行っていき、その十分、不十分の判定で一つ前のstageの検査を行ったり、1つ後のstageの検査を行うと考えました。このとき、もしテストNo5、6、7の検査が不十分で次は背臥位で行いたいときは、まず座位でできる他の検査を行ってから、背臥位になったときに、BRSテストを行います。このように、BRSテストを分けて行うと考えました。この考えは、正しいですか。
    しかし、臨床実習ではバイザーの先生に「BRSテストのテストNo1から行ってください」と言われることが多いと聞きました。これは学生に一通り行ってほしいからおっしゃっているのか、それともBRSテストはもともと順番に行うものなのでしょうか。

  • #36

    P07065 (日曜日, 28 6月 2009 23:35)

    ありがとうございました。
    今回のレポートについては色々な情報が交錯していてかなり混乱しました・・・。
    ICFコードを使って頑張ってみます。

  • #35

    堀 寛史 (土曜日, 27 6月 2009 22:13)

    お問い合わせの件に回答します。
    端的にICFのコードを使用しないとは言った記憶がありません(がんばって思い出してみても言わない台詞だと思います)。
    ですので、ICFコードは必ず使ってください。
    よろしくお願いします。
    どこで情報が交錯しているのでしょうね・・・。

  • #34

    P07065 (土曜日, 27 6月 2009 18:22)

    こんばんは。初めて質問をさせていただきます。土曜日なのにすみません。
    この前の授業で出されたレポート課題についてお聞きしたいのですが、今回の課題は「脳卒中における問題点を挙げてくる」でしたよね。先生が症例を自分で決めても良いとおっしゃっていたというのを聞いたんですがこれは例えば「視床出血について」などと限定しても良いということなのでしょうか。
    また、今回問題点を挙げるのにICFは使用してはいけないと聞いたのですが本当ですか?
    もし本当なのであれば、今回の問題点というのはどのような方向で書くのが求められているのでしょうか。

  • #33

    P07079 (水曜日, 17 6月 2009 21:29)

    ありがとうございます。
    もう一度チャレンジしてみます。


    ホームページの逆立ちしている子はお子さんですか?
    かわいいですね。

  • #32

    hiromumi (水曜日, 17 6月 2009 10:12)

    活動レベルと参加レベルの違いをICFの本から見つけようと思った場合は5章と6章で区切りをつけるとよいです。
    5章までは以前で言うDisabilityレベルですし、6章以降は以前で言うHandicapです。
    そこから導き出してみてください。

  • #31

    P07079 (火曜日, 16 6月 2009 23:54)

    夜分遅くに失礼します。
    主訴と問題点のコード化したものを対応させて考えようとしました。
    活動レベルまではうまくいったのですが、参加レベルがうまくいきません。
    例えばですが、「膝が痛くて階段が登れないため学校生活で困る」となったとき、
    機能構造レベルではb2801(局所的な痛み)
    活動レベルd4551(昇り降りすること)
    だとおもうのですが
    参加レベルの場合、学校内での移動が困るということだと思うのでd4601(自宅以外の屋内移動)だと考えました。
    けれど、(自宅以外の屋内移動)だと活動レベルの話のように感じました。
    参加レベルはどのように考えればよいのでしょうか?

  • #30

    P07047 (火曜日, 16 6月 2009 22:15)

    返答ありがとうございます。
    自分たちの生活の中で考えていきたいと思います。

  • #29

    堀 寛史 (火曜日, 16 6月 2009 14:01)

    そのことについていろいろな文献に当たってみるのですが、はっきりとかかれたよい文献が見つかりません。
    上肢の角度については以前僕の授業で配ったものが参考になると思いますが、そのほかはあまりないです。
    自分の体で考えていくのが一番適切なのかもしれませんよ。

  • #28

    P07047 (月曜日, 15 6月 2009 22:33)

    夜分遅くに失礼します。
    整形外科疾患において(だけでは無いかもしれないですが)、ADLと関節可動域の関係を記載している本ってありますか。

    どんなに探しても資料が見つからなくて困っています。
    参考文献があれば、教えていただけないでしょうか。

  • #27

    P07034 (木曜日, 04 6月 2009 00:57)

    説明ありがとうございます。自分なりに理解したと思うので次の授業で理解の確認をしたいと思います。

  • #26

    堀 寛史 (水曜日, 03 6月 2009 09:37)

    質問に回答します。
    >痛みによって関節の最終可動域まで自動的に動かせなければMMTは2だ
    これは概ね正しいと思っています。

    >他動的に動かした時と自動的に動かした時の可動域が同じであればそれが教科書的な最終可動域でなくてもMMTで3はあると考えてもよいのでしょうか?
    これも正しいです。
    MMTの基本的な考えはその人にとっての最大可動域で測定することとなっています。
    つまり、参考可動域までいかなければならないのではなく、ROM-Tの段階で何かしらの原因でROM制限があればそれがその人にとっての最終可動域ということになります。
    特に、関節拘縮がある関節ではそれがはっきりと言えます。
    しかし、痛みがある関節の場合、どこに痛みがあるかを明確にさせなければなりません。
    筋性、関節包性、骨性、皮膚性と言う部位、さらに炎症か非炎症性かで判定はかわってきます。
    その判断の後に関節の動きが何によって阻害されているのか、そして、何によって筋活動が阻害されているのかを判断します。
    単純に炎症性の痛みで肩を上げられないというひとのMMTは2ですが、関節拘縮で肩関節屈曲80°(その人にとっての最終可動域)のひとのMMTは90°屈曲位でなくても5あれば5ということになります。

    さらに、痛みがあっても負荷をかけるかということですが、これも炎症性なのか非炎症性なのかで判断は分かれることが多いです。
    痛みを十分に区分できれば、負荷をかけることは怖くないですし、リスクマネージメントとしても問題ないと思います。
    このあたりは木曜日の授業でしっかり説明しようと思います。

  • #25

    P07034 (水曜日, 03 6月 2009 00:43)

    夜分遅くに失礼します。少しわからないところがあるので質問させてもらいます。この前の授業で先生は痛みによって関節の最終可動域まで自動的に動かせなければMMTは2だとおっしゃったと思います。その意味はわかるのですが、もし他動的に動かした時と自動的に動かした時の可動域が同じであればそれが教科書的な最終可動域でなくてもMMTで3はあると考えてもよいのでしょうか。(どちらも可動域制限は痛みによるもの)たとえば、肩関節の教科書的な最終可動域は180度ですが患者さんの可動域は自動でも他動でも痛みによる制限で120度だったとします。この時は一応その人の最終可動域だと思うのですがこれはMMTで言うと2ですか?3ですか?また、痛みがあったとしても3以上だとしたら3なのか4なのかを判別するために負荷をかけるべきですか?

  • #24

    P07005 (火曜日, 02 6月 2009)

    わかりました。
    実習までには買います。

  • #23

    堀 寛史 (月曜日, 01 6月 2009 14:27)

    打建器はもっておいた方がいいです。
    ずっと使えますのでかっておいてください。

  • #22

    P07005 (日曜日, 31 5月 2009 01:40)

    お早い回答ありがとうございます。
    考えてみます。

    話しは変わるのですが、夏休みに行われる評価実習で打腱器が必要
    になってくると思うのですが自分で購入すべきですか?


  • #21

    堀 寛史 (土曜日, 30 5月 2009 23:54)

    質問に回答します。

    1,統合と解釈を行うために必要となることを問診や検査などで聴取でていない場合、~のために必要なので次回検査する必要があるというように書いておけば良いですか?

    それでかまいません。
    何かが足りないと言うことが明確になれば良いです。

    2、「今何がこの患者にとって必要な動作であるのか」や、「何が出来れば患者のADL能力は向上するのか」というようなことを考えて書いていけば良いですか?

    基本的にはそれで良いと思います。
    付け加えると、何が一番その人の阻害因子なのかを探索する必要が必ず出てくると思います。
    そして、それをのぞくことでどう変化するかを考えていくと良いと思います。

    3、また問題点の抽出なのですが、統合と解釈が終われば問題点の抽出はできていると考えて良いのですか?

    その通りです。
    統合と解釈は問題点を抽出するためのプロセスです。

    それでは、しっかり考えてがんばってください。

  • #20

    P07005 (土曜日, 30 5月 2009 22:43)

    夜分遅くに失礼します。今回のレポートについての質問です。
    統合と解釈を行うために必要となることを問診や検査などで聴取でき
    ていない場合、~のために必要なので次回検査する必要があるという
    ように書いておけば良いですか?

    また統合と解釈の書き方でつまずいているのですが、「今何がこの患
    者にとって必要な動作であるのか」や、「何が出来れば患者のADL能
    力は向上するのか」というようなことを考えて書いていけば良いです
    か?

    また問題点の抽出なのですが、統合と解釈が終われば問題点の抽出
    はできていると考えて良いのですか?
    例えば、統合と解釈でこの患者の筋力低下や関節可動域制限は痛み
    からくるものであると断定できたとき、問題点の抽出として挙がって
    くるのは「痛み」で良いのですか?
    一度に多くの質問ですみません。

  • #19

    P07061 (水曜日, 06 5月 2009 14:21)

    ありがとうございます。
    粗大筋力検査はMMTの補足や有用化として使われると理解できました。
    ゴールデンウィーク中にもかかわらず、返信していただきありがとうございます。
     とても理解を深めることができました。

  • #18

    堀 寛史 (水曜日, 06 5月 2009 13:05)

    確認の内容は良い理解ですよ。

    粗大筋力検査の意味についての補足です。
    粗大筋力検査の最も良いところは筋力の数値化にあります。
    握力や背筋力について数値を用いることで変化をおうことができ、また、他者との違いを明確に示すことができます。
    ですので、粗大筋力検査はMMTの補足で使用することが最も効果的だと思います。
    さらに、握力がどの程度だと筋力低下ということが数値で示すことができ、インフォームドコンセントにも有用です。
    握力と上肢筋力との関係性などのデータを持っているとMMTの質的な評価を量的な評価に移行ですることができます。
    ですので、ADLに関連したという使い方よりはMMTの補足であると考えていただくと正しいと思います。
    いかがでしょうか?

  • #17

    P07061 (火曜日, 05 5月 2009 17:13)

    だいぶ理解を深めることができました。ありがとうございます。
    理解の確認をさしてください。
    「MMTを、筋力をみるためだけの検査として考えると、筋力低下が起きていると分かればそれで終わり、という考え方になってしまう。なぜ力強く動かないのか、どのように動かないのかを判断し、そこから患者の主訴を考え、問題点を抽出する。つまり評価に必要なものとしてMMTがあり、筋力低下の原因となる現象を考えていくことが大事になってくる。それにより様々なアプローチ方法を考えることができる」ということですね。

    また、MMTと粗大筋力検査の対象となる動作を考えたところ、MMTは関節運動という面での動作で、粗大筋力検査の方がADLの動作に直結するように思うのですが、正しいのでしょうか。ADLの面からもお答えしていただけないでしょうか。お願いします。MMTに関してはだいぶ理解が深まりましたが、粗大筋力検査の意義がまだ理解しきれません。

  • #16

    堀 寛史 (火曜日, 05 5月 2009 10:21)

    理解が少し進んだようですね。
    書かれている内容はほとんど正解です。
    その理解ができていれば問題ないと思います。

    補足的にMMTについて述べますと、僕個人の考えでは筋力をみるというより関節運動をしている現象をみるテストだと考えています。
    つまり、力強く動かせる、何かの理由で動かせないといった判断をするためのテストです。
    単純に、筋力低下という結論にいたらないためにも現象を捉えていく癖をつけていると良いと思います。
    もちろん筋力低下を、廃用性、加齢、神経原性(末梢・中枢)、筋原性、痛みなどという包括的な理由で考えられているのなら問題はないのですが、多くの人が筋力低下はすべて廃用性であり、筋実質に力がないという考えをするようです。
    筋力低下という現象は単に、今その動作ができないというものですので、原因は現象の後に付いてきます。
    筋実質の問題だという風にだけ考えますとアプローチは筋力増強訓練しかないのですが、現象で捉えることができると他のアプローチが可能になってきます。
    これは中枢性疾患にも当てはまります。
    麻痺により、この関節運動ができないという現象を捉えるのです。
    麻痺の場合は望むような関節運動ができないために粗大筋力検査が使われるのですが、動作として見たのなら、動作に合わせたMMTを行えばよいと思います。
    力強く動かせるのか、どの方向に動かせないのかといった考えで見ます。
    それを活動レベルにつなげていくと良いでしょう。
    ケースバイケースといってしまうとあまり良くないのですが、筋実質の問題だけをMMTで見るぞという考えを少しシフトすると検査のバリエーションが増え、よりよい評価につながると思います。
    具体的な例に関しては今後授業でやっていきますよ。

  • #15

    P07061 (火曜日, 05 5月 2009 09:08)

    昨日は夜に返信していただきありがとうございます。
    おはようございます。
    膝伸展制限付きの装具により伸展制限がされており、その制限範囲以上の可動域で働く筋は廃用性の筋力低下を起こす。それが内側広筋の筋力低下につながる、ということですね。筋の収縮特性から生じる廃用性の筋力低下ですね。MMTの対象となる廃用性の筋力低下がかなりつかめてきました。

    しかし、MMTでは関節可動域の最終域で測定を行うため、抗重力位最大伸展位で3levelないと分かれば、そこでMMTの検査は終わり、30°以下の検査はMMTでは行えないのではないですか。伸展制限によって生じた内側広筋の廃用性の筋力低下と断定するには、30°以下では4~5levelで保たれていることを証明する必要があると思います。教科書どおりのMMTの測定方法(最終域での測定)ではなく、30°以下では4~5level保てているだろうと予想し、30°以下の肢位での等尺性収縮を行い、内側広筋の筋力低下を決定づける。私のこのような考えは間違っていますか。
    そう考えると、MMTの測定方法では、膝伸展制限による内側広筋の廃用性の筋力低下というのは、予測できなければ見落とされやすいのではないですか。(抗重力位最大伸展位で3level以下という結果が直接、内側広筋の筋力低下を示しているものであれば、話は違ってきますが。)

    この場合、他の検査と併用して膝の筋力の状態を判定するにも粗大筋力検査では膝の伸展の状態をみることはできるが、個別にみることはできない。これらの具体例を考えた結果、整形外科的疾患はMMTを使い個別の筋力を測定し、原因を追及していくことが望まれやすく、中枢疾患や寝たきりなどの場合は、粗大筋力検査で測定することが多いという、必ずしも全てがこうではないと思いますが、おおまかな区別ができました。
    ありがとうございます。

  • #14

    堀 寛史 (火曜日, 05 5月 2009 01:10)

    良い疑問ですのできちんと回答しますね。
    廃用性の具体例として膝の手術後の患者で考えてみます。
    前十字靱帯損傷後、再建手術をすると通常では膝伸展制限付きの装具を着用します。
    最近では伸展制限の角度が多少違いますが、少し前ですと伸展-30°で止めていました。
    その期間を2~3ヶ月続けますと、0~30°伸展の主動作筋である内側広筋に廃用性の筋力低下がおきます。
    よく言うエクステンションラグがおきます。
    このような例ですと廃用性が原因となるMMTを行う必要があります。
    抗重力位最大伸展位では3levelないという判定になります。
    しかし、30°以下であれば通常4~5で保たれていることが多いです。
    しかし、通常のMMTの判定ですと3ないことになりますが、他の検査と併用して膝の筋力の状態が動であるかを判定する必要があります。
    粗大筋力検査ではどこの筋力が低下しているのかをきちんと見ることができませんので、個別にみる必要になる例は整形外科的には多いと思います。
    肩で言えば、棘上筋の筋力低下なのか、三角筋の筋力低下なのか上腕二頭筋の筋力低下なのかの判定が重要なときがあります。
    廃用性という原因かどうかは別として、個別に計りながら原因を追及していく姿勢が必要になってきます。
    答えになったでしょうか?
    ちなみに、オフシーズンの筋力低下がPTの対象になるかという質問ですが、僕自身は対応した経験があります。
    スポーツ整形などをやっているところでは結構あると思いますよ。